【SES系の企業の良かった点X選】SESでも良いことはあるが転職は視野にいれておこうね。

おしごと

画像「いらすとやさん

SES(System Engineering Service)系の会社さんの良いところも・・・ / いしとさん

1.いろんな業界の会社のことをほんのりと理解できる

いろんな会社のシステム開発や保守運用に参画できるので内情が理解しやすい」という理由です。

SESということでいろんな会社に出向できるので「この会社はこんな感じなのか~」と内情を理解することがけっこうできます。「ウォーターフォールのみです」とか「アジャイルでスクラム組んでちゃんとやります~」とか「テストコードなんて意味ないので書かないで~す」といった会社さんもあったりしました。「コードレビューは紙で印刷してみんなで査読レビューです」とか「git?svn?しらん、うちはVisualSourceSafe」などなどです。いろんな会社がありました。

私はやる前から「会計とか苦手だろうなぁ」と思いつつも実際にジョインしてみてさらに日商簿記簿記3級を取得することになるとは夢にも思いませんでした。「意外に適性のある領域はやってみたらわかる」こともあるのでね、まだやりたいことがよくわからないなぁと思う方々はSESでいろんな業界も見ても良いと思いました。

ちなみにドケチな会社さんは「派遣社員はウォーターサーバーを使わないでください」といったところもありますし、「ドリンクバー使い放題です!」と羽振りの良い会社さんもあります。

2.初学者でも入社しやすい

大学時代、半年ぐらいしかプログラミングをやりませんでしたが入社できました」という理由です。

文理総合の学部のため、学生時代半年ぐらいしかプログラミングの学習をしていなかったいしとさんは、ITエンジニアとして就職するさいいろいろと悩みました。当時就職活動をしているときにIT企業の説明はだいたい「メーカー系」「ユーザー系」「独立系」という感じの説明をされていました。わたしは独立系の焦点に就職活動をしていました。なぜかというと経験が浅くても採用されそうな説明をされていたのと、一番いろんなことに挑戦できそうだったからです。ただ、業界のレンジが広いだけであってタスクの幅は一番狭かったです。ただ、初心者でもお勉強をこつこつ継続できるかたであれば「ポテンシャル採用」という形で採用されやすかったため独立系はおそらく初学者でも入社しやすいのかなと思いました。

3.フットワーク軽めで現場を変えることができる

“この現場無理すぎる”と思ったらすぐに現場を変えることができる」という理由です。

自社サービスなどで人間関係が非常によろしくない場合は「1.部署を変える」と「2.転職する」という2つの選択になります。ただ、ベンチャー企業の自社サービスの場合は、そもそも部署がそこまで多くもないため、実質「転職」という選択肢しかなくなってしまいます。実際わたしもそういう理由で転職をした経験があります。

ただ、SESの場合は転職ではなく現場を変えることで職歴が汚れることがなく人間関係をリセットすることができます。このメリットは地味に大きいです。SES元の自社がホワイトで十分な年収を頂ける会社であれば、という前提条件をクリアできればのお話です。

4.一生懸命おしごとをすれば人脈ができやすく転職もしやすい

自社の社員のように可愛がってくれる、良くしてくれる素敵な方もいる」という理由です。

これは一生懸命おしごとをして結果を出す人にしかないボーナスポイントみたいなものですが、自社の社員のように可愛がってくださるおしごとできる系の方がいます。じっさいわたしはリファラル採用でリファラルをしてくださったかたは、めちゃくちゃおしごとができて人格ができており面倒見の良い優しいかたでした。他にも会計メガベンチャーさんの方々からは「転職するのではなく、うちに入社してほしい」と嬉しい言葉を頂くこともありました。

いくつかSESでいろんな現場でおしごとをしているとSESで同時期に一緒にジョインしてお仕事をしていたかたが、いつの間にか「その現場の会社の正社員」になっていることも散見されましたのでそういう転職も多いのかなと思いました。

5.未経験の技術のプロジェクトに参画しやすい

経験をしたことのない技術でも会社によっては面接なしで参画できます」という理由です。

いしとさんのところは面接なしで新しい現場にいくことは稀でしたが、大きな会社での受託からSESまで幅広くやっている会社さんでは既存社員がいい感じにお客様と信頼を勝ち取ることで新入社員を面接なしで現場にジョインすることもありました。そのため、現場によっては未経験の技術のプロジェクトに参加できたりします。これでいろんな技術に触れることによって「また新しい技術だけど、これまでもなんとかなってきたから大丈夫かな」と自信に変えることができれば、エンジニアとしての技術の幅は広がっていきます。1つの言語を極めた後、新しい技術をどんどん挑戦していくことで慣れていくという戦略がおすすめです。ただ、独学は必須ですし独学したことを現場で活かすことができないため、「将来、自社サービスのところで働くために」とかそういうモチベーションのほうが良いと思います。

大きな会社にいっても新しい技術に抵抗感を示す方も散見されますが、ここでSESの経験を活かして抵抗感なく新しい技術に飛び込んでいけばその会社ではスタートダッシュできる可能性も高いですので、SESでおしごとをしているかたはそういう部分を意識してみても良いと思いました。

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