
画像「いらすとやさん」
フルリモートの会社を選ぶときはこれについて確認しておきましょう。 / いしとさん
1. 離職率や心理的安全性はどうか
「長く働くことができるかどうかの確認ができる」という目的があります。
これは会社様から良くない印象を与えてしまう可能性もありますが、「長くたのしく働きたいと考えています。そのため、1年以内のエンジニアの離職率やどんな理由かも含めて教えてほしいです」と質問したほうが良いです。私はこれを確認せずに入社後に1年間の離職率が75%の会社もあったりしました。それなりに高い数値をたたき出すところは、それなりの理由があります。
もし、あなたが長く楽しく「これが最後の転職にしたい」と考えている場合は、離職率や心理的安全性については必ず確認しましょうね。
2. PCは貸与かどうか
「PCの買い替えの検討が発生するかどうかの確認できる」という目的があります。
私の数少ない経験談ですがリモートでお仕事をするとき業務委託を含めると4社あり、そのうち3社はPCを貸与してもらえる会社で1社だけBYOD(Bring Your Own Device)という自分のPCでおしごとをするところがありました。大体の会社はPC貸与が多いのですが、中には入社前の軽い壁打ちができるようなシーンで「BYOD前提で採用していました。」と言われたことがありました。そして大きなサービスですと、自分のPCのスペックによっては16GBでは間に合わず、ずっとPCが唸っている状態になってしまったりもします。「高スペックのPCはエンジニアにとって必要経費だろ」と買替を強い口調で言われたあたり私はその会社とは縁がなかったなと辞めてしまった経験(この発言だけであれば辞める理由の3%にも満たないですが)があります。
面談のときは面接官がPCについて説明してくれるかと思いますが、中には説明をせずに「BYODが当たり前でしょ」という会社もあったりしますので必ず確認しましょう。
3.出張の有無と頻度はどうか
「フルリモートでも、完全かハイブリッドかを確認することができる」という目的です。
私は個人的には出張は好きで「お客様の生の声を聞いて、サービスで改善できるところが見つかるといいな!」とわりとウキウキしながら行くのですが、中には「完全に在宅で出張をしたくない」「満員電車なんて二度とごめんだ」という方々もいらっしゃるかと思います。そのため、自分の求める働き方とマッチするか、出張の有無や頻度などは念のために確認しておいた方が良いと思います。
「出張時の交通費や宿泊費以外の手当」のこともお話してくださる会社さんは、もしかしたら福利厚生がしっかりしている可能性が高いと見極めることもできます。ITベンチャーは「それ以外の手当」はまず出ないという経験則に基づいています。
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